桃蝶画房

推し君可愛く描けるかな

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Class101感想『マーカーと色鉛筆で描く映画のワンシーン』やってみた

 

クラス101は時々セールをやっているのですが、39%引きの講座があったのでひとつ受講してみることにしました。

 

去年、Doop先生の講座を初めて受講してから、これで12講座目です(クラス101にいくらつぎ込んでいるか怖くて計算できない😅)

 

 

unaseradi.hateblo.jp

 

今回は、ソンウンギョン先生の『映画のワンシーンを描く』というテーマで、マーカーと色鉛筆を使う講座です。

 

キットについては、プリズマカラーはDoop先生の講座の時のキットで全色持っているし、(本当にお得)

マーカーはシンハン(シナン)という韓国メーカーのものだったのですが、手持ちのコピックの似たような色で代用することにしました。

 

なのでクラスチケットのみ。39%割引なので一万円を切る料金で受講することができました。

 

自分が講座を選ぶ基準は基本「アナログ(手書き)」で「韓国の先生」のもの。さらに人物に重点を置いています。(もちろん例外はあります)

 

この講座、実は絵柄があまり好きではなかったのですが(すみません)LP(説明ページ)を見ると、なかなかに魅力的なことが書いてあったのでセールの機会に受講してみることにしました。

 

ちなみに、以前は受講コードというのが送られてきて、自分のタイミングで受講を始められたのですが、少し前にクラス101のサイトがリニューアルされて、購入したら即受講期限のカウントダウンが始まるというシステムに改悪?されてしまっていました。

 

リニューアルしてから若干使いづらくなった気がします。。10秒巻き戻しとかできないし。。(キーボード矢印キーで5秒?戻ることができます)

 

ま、購入したしカウントダウンも始まっているのでさっそく受講開始です。

 

使用する色鉛筆とマーカー

 

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御覧の感じで用意しました。

 

キット詳細はクラス101のページに書いてありますが、この講座は自分の手持ちのどんな色でも、自分の感性で組み合わせていいというスタンスです。

 

肌に使う色のプリズマカラー(or カリスマカラー)は同じ色があったほうがいいかもしれません。

 

自分はDoop先生のキットで130色セットを持っていたのですが、全ての色がありました。

 

 

unaseradi.hateblo.jp

 

Doop先生の使う色と共通するのもあったし、使ったこともない色もあって新鮮です。

 

この講座、ご自分で色を選べるようになります、というようなことが説明ページに書いてありますが、色彩理論などのアドバイスは一切ありませんでした。どうぞ好き勝手に手持ちのでやってくださいという感じ。

 

あくまでも先生の用意した色での練習だけでした。

 

静物を描く

 

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まずは静物を描きます。デッサンガタガタで汚いのは私の実力不足です。
安西水丸さんのような感じでこれはこれで味わいがあっていいですね。

 

ちなみに私はOhuhuのスケッチブックに描きました。ケント紙みたいな紙です。
先生の推奨は130グラムくらいの薄めの紙ですが、私の使用したものは200グラムとちょっと色鉛筆の筆感?がフカフカする感じ。

 

 

unaseradi.hateblo.jp

 

 

マーカーを下地にするのは初めての技法だったので面白いです。

 

先生はもっとすごい筆圧で塗りつぶす!という感じでぐいぐい描いていて色づきはとても綺麗でしたよ。自分は練習なのでめに描きました。(色鉛筆をケチるw)

 

静物はこれだけ、とりあえず言われたとおりに描くだけの練習です、他のモノで応用できるかなぁ。。

 

人物塗り絵

次は、先生が用意してくださった線画に色をつけていく練習です。

 

ダウンロードした画像をプリントアウトすればいいのですが、染料インクの場合マーカーは滲みます。その辺の説明はなかった。。。(自分はBrotherの顔料インクのプリンターなので大丈夫)

 

薄い印刷用紙(コピー紙)に色を塗っていくわけですが、とりあえず問題はありませんでした。

 

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横顔、正面顔を練習していきます。

 

で、なんといってもこのソンウンギョン先生、描く絵の顔のクセが強い。。。(先生ご自身はとてもおきれいな方です)

 

鼻にオレンジぐいぐい!鼻の穴黒くぐりぐり!!という感じで。。

あまりに強すぎるので、自分はちょっと抵抗感があり、かなり控えめに描きました。。

 

この顔こそ先生の技法のだいご味なんですが、個性強すぎて、この技法のまんま描いたらどう見てもソンウンギョン先生のパクリにしかならない気がします。

なので顔の描き方は使えないですね。。配色とか色を置く場所とかは参考になりました。

 

そして背景色の塗り方とか色の調和のさせ方は参考になるものが多かったです。

 

・・・誰もがご存じの『風と共に去りぬ』のワンシーン、これ、「二人がラブラブなシーン」とおっしゃってましたが、ラブラブのシーンだったかなぁ~??🤔😅

風と共に去りぬって、有名だけどちゃんと見てる人ってあまりいないのでは?自分も見た時思ってたのと全然違ってびっくりしました。未見の方はぜひ。

 

顔の描き方

いよいよ、提供素材なしで自力で描きます。

 

なんとなんと、先生の技法は、下書き一切なしの一発書き。まじか~~

なので大変なことになりました。

 

自信がない人は、うす~く下書きをしてもいいとのことでしたが。

 

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なんじゃこりゃー

ちなみに前述したように、先生の技法のまんまではなく、かなり自己アレンジして塗っています。

 

自分はめちゃめちゃ下絵を書きなおす人間なので(一発でなんて絶対描けない)超変な感じになりました。

 

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で、これが完成。わードブス!笑

先生の名誉のために、先生のイラストは素敵です。

 

ただ、かなりヒドイなりに、先生が用意された構図とか背景の小花散らしで割とエスプリ?のある感じのお洒落イラストっぽく見えるから不思議。

 

自分はこんな風に記号的なお花とかを描くのを思いつかないので(写真やお手本がないと何も描けない)こんな感じにすればいいのかなというのが少し体験できたような気はします。

 

やっぱり見るだけじゃなく、実際描いてみると違いますね。

 

もう一つ

 

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さっきよりはマシに描けた気がします。雑ですが、それでも割といい感じ?

柄は先生が考案したものらしいですが、思いつかないですもんね。。。
こんな大胆にアレンジしてもいいんですね~

 

ただ、贅沢をいえば、もう少し模様のバリエーションや背景の応用の仕方とかを知りたかったなあ。。

お手本をそのまま描くだけです。

 

映画のワンシーンを描く

ようやく映画のワンシーンを描く段階であり、なおかつこれで最後のチャプターです。ええ。。全部短時間でできるのですいすい進みます。

 

『君の名前で僕を呼んで』という映画のシーンを描きます。自分は未見です。

 

他の方のコメントについたフィードバックを読むと(この先生はフィードバックしてくださる先生みたいです)

先生の技法は彫りの深い欧米人向きで、アジア人には適用が難しいそうです。

 

先生の作品を見る限り。基本的に洋画(というか欧米の映画)ばっかりですもんね。

 

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という感じで自分が描いたのはこちらです。

 

2日であっというまに受講完了してしまいました。。(先生風に描くことはないと思うので、ミッション提出はしません。。)

 

もうちょっといろんな映画で体験したかったし、題材の選び方とか、構図とか、先生なりのイラスト哲学がききたかったなぁ。。

 

ただ、とにかく大胆に描くので、仕上がりが早いです。

 

背景の葉っぱとか、こんな描き方は思いつきもしませんでした。(何度も描きますが自分は下手ですが先生は丁寧で綺麗でおしゃれです)

 

あっさりしすぎてて拍子抜け感もありますが、逆に、逆に、今まで受講してきたDoop先生、Zipcy先生、Noma先生がめちゃめちゃ時間がかかる大変な絵なのに対し、さらりとプレッシャーなく、軽く描いてもお洒落にできるということも体験できたのが良かったかもです。

 

顔の描き方は自分でアレンジしつつ、色使いや背景や構図は自分なりにおさらいして、軽い気持ちで好きな映画のワンシーンをざくざく描いてみるのもいいのかな。

 

コピック&色鉛筆の組み合わせも初めての経験で良かったです。

 

一人卒業制作

ということで、さっと描けるという気楽さから、一枚描いてみることにしました。

 

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自分の大好きな映画『アシュラ』です\(^o^)/

 

なぜこの題材をえらんだし😂

 

 

背景とか失敗感があふれてますが、こんな下手下手な感じでも、描き切っちゃえばこっちのものかもしれないですね。

 

LPには「受講終了後には描きたい対象をご自身で絵にできるようになります。」とありますが、練習量が少なくて応用の仕方もなく、投げっぱなしな感じで、ちょい若干過大広告だと思います。。。(他の先生方に比べるとかなり内容が薄い。。)

 

正直期待はずれ、正規の価格で買ったとしたらちょっと微妙かもしれないですが、セールの機会に受講できてよかったです。

 

この先生の画風が好みの方にはもちろんおすすめですよ!

 

イラストを描くときにプレッシャーがありすぎて描けない自分のような人間が、軽い気持ちで描けるようになったかもしれないという点では受講してよかったです。