以前からパステル画に興味があったのでまずは本で基本を見てみることにしました。
ルドンのパステル画が好き
パステル画というと、綺麗な空や虹色のいわゆる『癒しのヒーリングパステル画』みたいなものを想像する方が多いと思いますけど、私は実はそういう系のはあまり好きではなく・・・
好きなのは、ドガとかの荒っぽいタッチとか、一番好きなのはルドンのパステル画なんですよ。
高校生の時に初めて本物を見た時、目を見張る鮮やかな色彩に引き付けられました。
ルドンは一度模写してみたくて、何の画材でやるのがいいのかな~と考えていたところです。
遺品のパステル
油絵画家だった義父(もちろん血はつながっていない)の遺産とし譲り受けた画材の中に、パステルが少しありました。
たぶん下絵に使っていたのかな?量はそんなにないですが、基本的な色は揃っているように感じます。
ヌーベルカレーパステル、硬いパステルです。
今はターレンスなんですね。
で、以前ちょっと描いてみたんですが、あまりにひどすぎたので
ちゃんと本を読んでみることにしました。
はじめてのパステル画教室
Amazonで検索したら自分の目指すタッチに近い教本だと思いました。図書館にもないし、もう廃盤になっているので、マケプレのを取り寄せました。
値段も手ごろだし、状態もいいものが入ったので良かったです。
ただ・・・・
この本を見て確信に近いものを得ました
私には
パステルは
無理だ・・・
パステルたぶん向いてない
私は雑な人間です。絵を描いてるとなぜかめちゃめちゃ汚れます。集中するほど。
パステルのように、慎重に粉を扱わないといけない画材は難しい。
しかも”仕上げきってはいけない、一歩手前で止める”とのこと。
無理だ・・・私はうおりゃああああぐおおおおと書き込むタイプなので。デッサンが下手っていうのもあるけど。
あと、パステルの消耗激しそうだから、常にたくさんの色を在庫抱えないといけない。混色も(ある程度できるというものの)絵の具のように自在にできない。
いや、無理でも”やりたい”と思うなら、やるんだろうけど、そこまでときめかない。性格的に合わないのかも。
ルドンは、油彩でもあの色あい出してたもんな・・・ルドンの原画、もういちど見てみたいな。