いろんな画材に挑戦シリーズ。今回はカラー筆ペンです。
ちょっと前に、アマゾンで売ってる48色のカラー筆ペンセットを買いました。
コピックのようなアルコールマーカーに慣れなくて、水性筆ペンのほうが自分は扱いやすいかなと思ったのです。
とっても大きくて邪魔!😂
さすが安物だけあって、ペンの軸に色番号など書いていないので、マスキングテープ貼って自分で描きました(下の金色の部分)
水筆が付属してたんですが、写真では取り外してあります。
筆で直接描いてから、水筆ぼかしてもいいし、自分は梅皿に一度インクを擦り付けてから、水筆で描いてみたりしました。(それだとカラーインクと同じやんって感じです笑)
発色は綺麗、透明水彩よりもだいぶ綺麗です。さすが染料インク。
ただ、ネットに上げるときの色の再現性が難しいです。↑画像ソフトでかなりコントラストと彩度を上げています。
また、色褪せも早いので、持続して欲しいイラストには使えません。すぐにデジタル化する必要あり。でもスキャナーでは色が綺麗に出ない!
スマホで撮ってできるだけ綺麗に処理するしかなさそう。。
手帳に書く場合は、普段は日光にさらされないので多少は持つかもしれませんが、経年劣化も早そうですね。。プレゼント用のイラストには向かないでしょう。
ちゃんと長年保って欲しいなら、それなりの絵の具で描くべきですね。
プレゼントする予定は今のところないですけど。
別の絵で制作過程をご紹介
下絵をいつも通り画像をもとにして書きます。まだ元画像がないと何一つ描けません。
ただ、下描きの時点のイメージは、色を塗っていくとかなり変わってきます。
最近やっと自分で少し変えて(イメージを誇張するなどして)描けるようになってきました。
左側のページは、前のページもカラー筆ペンで描いたので裏うつりしているところです。直接筆ペンで描くと激烈に裏うつりします。
そっとそっと色を載せていきます。透明水彩絵の場合、この紙だと滲みの境界線が汚く出てしまうのですが、筆ペンのカラーインクはそうなることがないので、綺麗に作業を進められます。
グラデ―ションもかなり綺麗です。
濃いところを下手に書き込むと(自分は下手なので)絵がダメになってしまうこともあるので恐る恐る描いていきます。
モヒカンの刈り上げたところの網目とか、何が悲しくて自分はこんなものを描いているんだろう笑
そうそう、この絵を描く前に、『ホルベイン・マルチサイジング』を塗っておきました。
これを塗っておくと多少滲み止めになるようです。
劇的にという感じはないかもしれないですが、塗っておくと多少は筆の滑りが良くなる感じがします。
でも濡らすので紙はざらつきます。
一応完成・・・と
この絵、結構推し君を知らない人からも評判が良かったです。
色が綺麗なのいいなー。。こんな色あいで、堅牢なイラストを描くことができないものだろうか?
ちなみに、自分が持っているスキャナー(brotherプリンター DCP-J983Nの付属スキャナ)で取り込んだ結果がこれです。
色が死んでいる・・・😭