うなせらでぃ画房

推し君上手に描けるかな

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Class101+ オカユウリ先生 胡粉を使った美少女イラスト

私が韓国人の先生の講座ばかり受講しているのは、好きだなと思う絵柄がたいてい韓国の作家さんだからなんですよね。(日本の作家さんとの優劣を言っているのではなく、個人の好みの問題です)Class101自体が韓国の会社ですし。

 

なので、日本人の先生の講座はあまり受講しないのですが、今回はオカユウリ先生の講座を受けてみました。

 

なぜなら技法について興味がわいたからです。この個性、画風を見たらすぐオカユウリ先生だとわかる絵柄です。

 

可愛い女の子イラストいというのは、私が描きたいモチーフではないのですが、とにかく胡粉を使った透明水彩というのがどういったことだろうと。

 

ちなみにですが先生の学歴見ると、自分と似てて親近感(同じ学校ではないですが近いというか)
アート挫折者の私としては、活躍されてる作家さんを見るとタイムマシンで過去に戻ってやりなおしたくなります。

 

ケント紙に水彩?

 

なんと、ケント紙に水彩を描くのです。つるつるの。

 

ケント紙はきれいに滲まないので水彩には向かない、というのは定説のように言われていますが、
その綺麗に滲まない=水彩境界ができるというのを利用してあの独特なタッチを表現していたんですね~

 

なんでも決め付けで思考停止するのはよくないですね。

 

さらに、ケント紙は薄手を使い、F0のパネルに水張りをするという、私が高校時代死ぬほどやったこと(当時はB4サイズとかだったけど)を使って描かれています。

 

私の場合はデザイナーズガッシュで描く平面構成でしたけど。

 

私水張り大好き。描いても書いてもボロクソいわれる絵と違って、鉛筆削りとか水張りとかは怒られないから。。

 

で、講座ではお花とか、美少女とかを描くわけですが、私はその辺はとりあえずすっ飛ばして、美少年じゃなくて美青年?を描いていくことにしました。

 

 

リファレンスはありますが、肖像権に問われないくらい似てないのでいいと思いますわはは笑、わかる人にはわかるかな。

 

写真が綺麗に撮れなかったのですが、淡くていい感じの色あいです。イラスト風の線画があんま上手じゃないんでまずは軽いジャブということで。

 

暖色系

 

 

モデルはいないですが、結果として誰かに似ている感じになりました笑

 

どうしても私はイラスト風の絵が描けません。描けば描くほどリアル寄りになってしまいます。

 

 

途中経過を撮り忘れました。先生の絵柄とは全く違いますが、これはこれでいいんじゃない?胡粉のおかげで作品感がぐっと出ました。透明水彩とは思えない仕上がり。

 

寒色系

 

最後は手順をちょっとていねいに

 

技法内容はめちゃめちゃ端折って記述していますし、自分アレンジもありますので、詳しいところはClass101+を受講して下さいね😋

 

 

下描きをします。モデルはいません、適当な資料の寄せ集めで描いてみました。

 

 

全体的な下塗りと血色。

 

汚い感じでしょ?これが意外と大丈夫なんですよ。

 

 

メインとなる寒色や、明るい部分の黄色、血色などを置いて
輪郭線を細く、赤色で引きます(キャムロンプロプラタの0号使いました)

 

 

 

 

 

さらに明暗などをつけていきます。

 

私は男性を描きましたが、先生の描くのは美少女なので全く雰囲気は異なりますよ。
また、先生のにじませかたのほうが、当然ながら断然綺麗です。

 

 

背景に暗い寒色を、あとで隠れるので大胆に塗ってヨシ

 

 

胡粉で背景粗目に塗るというか置いていきます。これでぐっと日本画感が出るから不思議・・・

 

あとは細かいところを描写して、目を入れると生きてきます。

 

 

お好みでディテールを追加して、コントラストをはっきりさせて出来上がり

 

いいね!いいじゃない?

 

自分ながらいいじゃんと思えるのって久しぶりです。

 

日本画絵の具を試してみたい、、

 

先生は日本画のバックグラウンドがある方なので、最後にオマケとして日本画の絵の具や、さらに他のキラキラ系絵の具などの紹介もしてくださいました。

 

それ見たらめっちゃ日本画やりたい~~ってなってしまった笑

 

特に水干絵の具とか、岩絵の具とかね。私は日本画はもちろんよく知ってますので(日本画科を落ちこぼれたから)岩絵の具のあのガラスキラキラ感へのあこがれが常にあります。

 

 

 

 

この講座を受けてからしばらくは日本画材の通販サイトとかで毎日カートに絵の具入れては踏みとどまってました、、

 

グリッター系の絵の具もいろいろ買ってしまいましたね、、ファインテックとか・・・

 

 

 

 

ですが大事なのは、絵の具をそろえることよりも、まずは線画&着彩に習熟して自分の描きたい絵を描いていくことだと思います、、わかってるんだけどね苦笑

 

非常に有意義な講座でした

 

オカユウリ先生の絵は、モチーフは私が描きたい方向性とは全く違うのですが、技法に関しては大変参考になり、今後の自分の制作のヒントに大いに役立つものでした。あー受けてよかった!

 

見放題じゃなかったら、絵だけで判断して、自分の絵柄じゃないや、と深く追求しなかったかもしれませんが、こういった出会いがあるので、Class101+やっててよかったーと思う瞬間であります。

 

自分に合ったとか合わなかったとかもわかるっていうのも大事なので、とりあえず気になったら受講してます。