桃蝶画房

推し君可愛く描けるかな

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Class101+ 花園(ファウォン)先生 半透明 水彩人物画イラスト

 

韓国版のClass101+で公開されている講座ですが、見放題会員は日本語字幕付きで見ることができます。

 

半透明水彩画

 

韓国語の講座名は『오늘의 찬란함을 담아봐요, 화원의 수채화 인물 일러스트』直訳すると、「今日のきらめきを込めてみてください。ファウォンの水彩画人物イラスト」でしょうか。

 

 

화원(ファウォン)先生は、韓国人女性で、ファンタジックでかわいらしい絵柄の作家さんです。

 

半透明水彩

 

この先生の技法の特筆すべきところは、”半透明水彩”です。これは初めて目にしました。

 

透明水彩に、チャイニーズホワイトを混ぜて描く技法です。

 

通常透明水彩は、透明感を生かして描くので、白は混ぜない。むしろ白ってなんでセットの中に入ってるの?いらないじゃん?と言われてたりもしますが、この先生は全てに白を混ぜます。

 

さらには、最初に紙全体に白を敷きます。
これによってふんわりと柔らかい色味が出るというわけです。

 

ネイサン・フォークスさんは透明水彩にガッシュの白を混ぜて不透明水彩として描いていますが(透明水彩を使う理由は、さっと溶けやすいからということ。)

 

 

ファウォン先生はそれとも違い、透明でありつつ、白をミックスするのです。

 

ミックスする白は、不透明な白(チタニウムホワイト等)ではなく、半透明のチャイニーズホワイトです。

 

なので半透明というわけです。

 

あまり使ったことのないチャイニーズホワイトが使える機会なので、楽しんで受講しました。

 

男の子

 

 

鉛筆で下書きし、線画を整えたら白を引きます。(先に白を引いてしまうと下描き線が汚くなるからね)

 

紙は講座のキットではファブリアーノ ウォーターカラーブロック 18x24 なのですが、、

 

 

 

 

高いので、とりあえず私は手持ちののマルマンアートスパイラルで描きました。

 

 

 

 

ちなみに、上記のファブリアーノ ウォーターカラーブロック。
楽天TOOLSでは2695円
世界堂では2426円

 

韓国の大手画材通販サイトでは定価9400ウォン、販売価格6550ウォン。
日本円にして700円程度です。めっちゃ安い。

 

https://hwabang.net/product/detail.html?product_no=67290&cate_no=2997&display_group=2

 

いつも思うんですが、なんで韓国に比べて日本の画材販売価格ってこんなに高いんでしょうか?
買い物代行してもらって送料入れても韓国のサイトで買ったほうが安い気がする。。品ぞろえもいいし

 

話がそれましたが着彩です。

 

 

透明水彩って水の分量が難しくて思った色が出ないことも多いのですが、パステルカラーっぽいイラストは白で作ると楽かもしれないですね。

 

 

こんな感じで仕上がりました。

 

果物

 

 

序盤の練習で描いたものです。

 

チューリップ

 

 

私はあんまり花、というか自然物を描くのが好きではありません😅

 

理由は甘えが出るからです、形が狂っててもバレないから。いや、全然それでいいはずなんですけどね、形がとれないことに甘えたままでいると永遠に自分お思うようなものは描けるようにならないと悟りました。

 

逆光の顔

 

 

光の感じが出るとエモくなりますよね。まだできてるとは思えませんが、いろんな作家さんの表現をまねることが勉強になり、自分の表現の取捨選択になります。

 

宇宙と女性

 

 

私はイラスト的なイラスト(表現が?)が苦手です。空想の世界といいますか、画面構成といいますか。写真を見て描くことしか今のところできません。

 

 

なのでこういったシンプルな表現のイラストはすぐにアイディアを取り入れやすいので助かります。

 

模写して見ると、ああ、この程度(低く見ているという意味ではなく)のシンプルな絵でもいいんだ、と思えます。

 

フリージアと女性

 

 

人物イラストといえば花をバックにするのが定番ですよね。

 

 

描いている間は夢中になれますが、この絵は仕上がりが不満です。

 

髪の毛も下手だし、色が汚い。紙が安いせいかなぁ。花も適当で。。

 

生半可に花と人物を描くと大事故になりますね。特に私は男性のイラストを描きたいので、花は注意深く描かないとギャグになってしまうでしょう。

 

半透明水彩画けっこう面白い

 

慣れない技法なので、良い絵は描けなかったかもしれないですが、可能性を感じました。

 

個人的には透明水彩よりも好きかもしれません。

 

胡粉を使って描く日本画のような感じもするし、機会があればこの技法でまた描いてみたいと思います。