桃蝶画房

推し君可愛く描けるかな

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Class101+ ハム・ヒョンミ先生 透明水彩アーバンスケッチ 感想

 

Class101はサブスク見放題、アートを中心にいろいろ見て回っています。

 

人が訪れる場所や目を離さないものをキャプチャします。ハム・ヒョンミによる都市スケッチ

 

透明水彩で描くアーバンスケッチをやってみたかったので受講してみました。

 

かなり細かく描きこむ画風なので、自分にできるか自信ありませんでしたが、受講した感想は素晴らしい『アタリ』講座でした。

 

初めて透視図(パース)を描くのが楽しいと思えた

風景を描く講座は、必ずパースの説明があるのですが、私は学生時代に散々習って、理論はつまらなくてけっこう飛ばしてました。

 

でもこのハム・ヒョンミ先生は、めちゃめちゃ説明が上手!

 

不思議なのですがこの面倒くさがりの私が引き込まれるように描いていって、(割と)すぐに形になったのでパースが好きになりそうです。

 

先生は日本のアニメスタジオ出身

この講座は、めずらしく日本の『月光荘』の絵の具がキットに入っています。(キットは日本からは買えませんが、月光荘は直接購入できますね)

 

月光荘オンラインストア

 

日本のアニメスタジオで背景画像を描く仕事をしていた経験があり、この絵具を知ったそうです。

 

この講座は透明水彩とライナーペンを使うので、ポスターカラーを使って描く実際のアニメ背景画とは違いますが、風景を描くあらゆる知識に精通していて、教え方もとても上手いです。

 

使用した画材

キットにはハーネミューレのA5スケッチブックが利用されていましたが、日本で入手するのはデラ高い(名古屋弁)です。

 

 

 

ちなみに韓国では約半額で売っています。

 

・・・なので、手持ちのファブリアーノのはがき水彩紙で描きました。これは日本では売っていなくて、Class101の水月先生の講座のキットで入手しました。

 

 

unaseradi.hateblo.jp

 

 

ライナーペンは手持ちコピックマルチライナーの0.1,0.3

 

水彩絵の具はいろいろ使ってみましたが、月光荘の感触に近いのかな、と思いまっち絵具を使うのが気に入りました。(月光荘使ってみたいけど高すぎて手が出ない)(まっちと月光荘は系列会社なので同系統なのかな?値段全然違うけど)

 

 

 

12色ですが、マゼンタがあるなど入れられている色のバリエーションがものすごく使いやすく、透明感がすごくてアーバンスケッチの色合いにぴったりだと思います。

 

アーバンスケッチの手順

 

パースを引く(面倒なようで意外と簡単)

 

 

ライナーペンで線画を。私は不器用でガタガタになりがちなんですが、意外と平気。

 

 

まず明暗をつけるのがポイント。この段階すごく好きです。

 

 

色をぬって、線を整え、ホワイトも入れます。私の絵は先生の絵よりもかなり色が濃い感じでしたが、かえって気に入りました。色が濃くなるのは、普段不透明水彩をやってるからかな?

 

 

前景の草むら、後景の山、人間を描いて空間を表現して出来上がり。
ちょっと人間が変な気もしますが(笑)達成感味わえました。

 

作例1

提示された写真のリファレンスは、結構つまんない感じなんですが、描いてる間は楽しいし、描けばそれなりになるのでかなり充実感あります。

 

作例2

なんの変哲もないベットルームだけど、明暗や質感、かなり勉強になります。

複雑な部屋の絵もこういう一歩から。

 

作例3

かなり複雑なカフェの絵、これもはがきに描いてます。

正直お手本見たときは描ける気がしませんでしたが、没入できました。

拙いけど、映り込みや光が差し込む様子を表現する技法の一端がわかった気がします。

描いて楽しかったー!

受講した感想

 

 

もちろん先生の絵は100倍素敵ですが、面倒くさがりで描き込むの嫌いな私でも、挫折せずに楽しく完成させることができました。

 

今回習ったことで旅で撮ってきた写真を描いてみるのが楽しみです。

 

技術だけじゃなく、合間合間にさまざまな知識や雑談を交えて丁寧に教えてくださる先生で、信頼できます。

 

講座内でハム・ヒョンミ先生の描いたスケッチというのがまたものすごく素敵で、「こんなの描いてみたい、けど難しそう・・・」と思っていたのが、受講後「意外と描けるかも?」に変わった講座でした。