とりあえず人物画強化月間?のため、鉛筆での人物画も受講してみるものです。
a_rising_line先生 さりげなく描かれた魅力的なキャラクターの絵
韓国人男性の先生なのですが、演出が非常にお洒落な先生です。
一見雑に簡単に描いたように見えるのですが、実は非常に緻密に描かれていることがわかりました。
女性その1
写真のリファレンスが提示されるのですが、とにかく輪郭から形を正確にきっちり描きます。
そしてざっくりと明暗を。
線を綺麗にととのえ、細かいところを描き込みます。明暗はぼかします。
そうして、こうじゃ!
なんとぐちゃぐちゃっとした線は、キチンとデッサンをした後に書き加えていたんですね。
ムンクのマドンナという絵画を思い出します。
女性その2
実はこの講座、一人ずつ仕上げていくのではなく、4人のモデルをそれぞれ1段階ずつ進めていくスタイルでした。(下書き4人分→明暗4人分→線ととのえ4人分→仕上げ4人分)
そのやり方だと手順が定着しやすくていいかも。飽き性の私も飽きづらい気がします笑
これが
こうじゃ
女性その3
私としては男性も描きたかったんですけど、まあいいか、自分で描けば。
女性その4
いよいよ最後です。
鉛筆画なので絵具を使う絵よりは早く進みますね。
こんなんできました。
a_rising_line先生の鉛筆人物画受講した感想
技術的には難しいことはなかったです。
絵が良さげに見えるのは、技術だけではなく、何よりも演出力。
映える写真がとれるかどうかというのが大きいなと思いました。
正直、何も演出していなければこの絵は一歩間違えば落書きです。
それと、モデルとなる写真の人物の魅力がとにかく大きいですよね。どこから探して来るかが大きな問題です。
雑に描くようで、雑に見えないというのは本当に難しいもので、センスが試されるんだよなーと改めて思いました。