私はこの映画面白かったんですが、韓国では振るわなかったらしいですね。
下描き
いつものように軽く8分割グリッドを引いてリファレンスと合わせます。
明暗も軽くつけてみてイメージを掴む。
とにかく手が長いので収まる構図のシーンを見つけるのに時間がかかった。
下塗り
青と紫がメインカラーになるので、ベース塗りには反対色のイエローオーカーを引きました。
これによって彩度が上がりすぎない効果がある、、はず、
乾いたらその上にウルトラマリンとモーブを合わせた色で明暗をつけておきます。
固有色ベース塗り
肌はイエローオーカーとバーントシェナ
黒い服はウルトラマリンとバーントシェナを混ぜた黒で塗って様子を見ます。
不透明にしていく
とにかくいきなり濃くしないで、少しずつ白を混ぜて何度も重ねます(と、NOMA先生等不透明水彩作家さんたちが言っていた)
これが本当にまだ全然慣れないというか難しい。
何度も水洗いしてやり直します。そんなに強い紙じゃないけどそっとやってティッシュでふき取れば不透明な色はとれて輪郭が戻ります。
さらに1回洗うと色がいい感じになるという効果もあり。
アクリルだとできない、ガッシュならではのテクニック?です。
完成
ネオンカラーが顔に反射してる部分というかその感じが好きです。
一応そのやりたかったことは達成できたかな?
もう少し背景とか描き込みたい欲求もあったけど、今回の意図じゃないのでやめておきました。
女装した姿も描いてみたかったけど、一応同じ人は連続して描かずに次に移りたいので今回はこの一枚にしておきます。
使用画材
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