桃蝶画房

推し君可愛く描けるかな

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院展に行ってきました

日本画を描きたい欲求がある中で、院展を見に行くのは危険だと思いながらも、行ってきました。

 

名古屋松坂屋。

 

もしかしてこの場所来たの初めてかも?

松坂屋自体は昔来たことはあるけど、うちはデパートとは縁のない家です。

 

私自身は落ちこぼれて絵の道を諦めた人間ですが、学生時代にその世界にいたので友達や先輩後輩ですごいことになってる人も結構います。

 

「知り合いの作品あるかな?」なんて家族と話してましたが、どっちかというともうみんな審査する側の人々になってます笑

時は流れた、、

 

フラッシュを焚かなければ撮影OKエリア。

とにかく大きな絵が並ぶ様は大迫力。

 

日本画がどんだけ大変か、金がかかるか多少なりともわかる私は呆然とするばかり。

 

モダンな構図の日本画も多く、

日本画というのはある意味宝石やガラスを砕いたようなもので描かれていますので、キラキラもはんぱなく。

実際に見てみないとこの素晴らしさはわからない、、

 

見に来て良かったですよ。

 

でも日本画無理と思いました。

まず独学無理、100%無理じゃないけど、遠回りすぎる。

 

私は知り合いのつてをたどれば良い先生はいるけど、お月謝もつらい。(友達相手でも値切ることはしません)

 

そして絵の具の価格。

透明水彩やガッシュの価格すらも躊躇する私が、日本画の顔料なんて買えるわーーーーけがない。持続可能性がない。

 

正直日本画なんて、偉い先生の下で美術院の会員入ったりして画廊通じて確実に売れるようじゃないとペイしない。みんな作家業オンリーじゃなく大学のセンセーとかやってるし。

趣味で日本画は上流階級しか無理ですよねうえええん。

 

作品は素晴らしかったですが、逆に日本画に対する諦めがついたかもしれません。