透明水彩にホワイトを混ぜて不透明する技法を使って描いてみます。
下描き
ホワイトワトソンスケッチブックSMサイズ。高いけど(私にとっては)さすがに品質が良い。
下塗り
透明に、固有色の反対色を敷く。この上に固有色を重ねれば彩度が高くなりすぎない。
素人見えする絵とプロっぽい絵の差は、彩度だということがわかりました。
醜い段階
なんて偉そうなことを言っていますが、固有色を塗っていくとこの通り大変ひどいことに。
ツライしみるのも嫌ですが、ここを必ず乗り越えて完成できると自分を信じて進めていく。これが大事ですよね。でもツライ笑
塗り重ね
暗いところは暗く、明るいところは明るく不透明に。
しっかりラインで形を整えていくと、なんとかリカバーできてきたゾ。
完成
いまいち似てないですが、ジコさんを知らない方なら、ある程度”描け見え”してるようには見えるんじゃないかなと思います。
透明水彩と不透明ホワイトのいいところが融合して、自分的には好きな質感になりました。
使用画材
Meedenのフルパン24色に、韓国新韓の透明水彩絵の具24色セットを充填してものを使いました。
透明水彩に不透明ホワイトを混ぜて不透明にする技法は、ネイサンフォークス先生やClass101のフリーダ先生の講座で見ました。
透明水彩は固めて変質しないし、水に溶けやすいので、もしかしたら不透明水彩を乾かして使うよりも良かったりして、と思いつつあります。