桃蝶画房

推し君可愛く描けるかな

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日本画の展覧会を見て来ました

知人が近隣で展覧会をするというので見て来ました。

 

その作家さんは、正確には家族の友達で、私は作家さんと面識はなかったのですが、作家さんの師匠が昔の知人であり家の隣に住んでいた人でした。

 

作家さんに家族がそう言うと、「○○先生と友達だったんですか?スゲー!」と言われたそうです。

 

当時は貧乏学生だったその隣人先生は、今は私立の美大の副学長?かなんかをやっている偉い先生となっています。(学校のHP見たら写真出てた、老けたねーお互いさまだけど笑)

 

で、その作家さんの展覧会。

 

私は学歴が芸術系で友達が個展を開くというのは日常茶飯事。さらには新卒で就職したのも画廊だったのでギャラリーは慣れっこ。気軽な気持ちで行きました。

 

・・・結構ただ事じゃない展覧会でした😅

 

某市の文化財団の支援事業で、ただ一人選ばれた作家さんだったのです。
めちゃめちゃ広い素晴らしい会場に、作家さん一人の作品がずらり。

 

文化財団とテレビ局が支援している、絵を売る目的ではない展示です。エキシビジョンです。すごいわねぇ~。

 

作品は撮影禁止だったので、撮影許可のあった場所だけ。

 

 

ニュースのスタジオセットに使われた実物です。

 

 

屏風

 

 

日本画の道具。

 

展示されていた絵は基本的に抽象画、なのですが、とにかく顔料の美しさがハンパなかった。

 

めちゃくちゃ岩絵の具で日本画がやりたい欲心にかられてしまいます。(私はもともと日本画専攻)

 

だめだ、、やっちゃだめだ、、日本画はだめだ、、金がかかりすぎる、
それに日本画を描く姿勢でいることは自分の健康状態では無理ってわかってる。。。
ふええええん

 

それに、こんな素晴らしい作家先生の、師匠先生など素晴らしい人達が身近にいたくらい、私は本当に本当に環境に恵まれていたのに、どうして挫折して絵をあきらめてしまっていたんだろう。。。
はぁ、失われた30年がもったいねーできるなら人生をやりなおしたいよ、、大学生からでいいから涙

 

・・・とはいえ、今もこうして素敵な作家さん達とも縁があるわけだし、少々難はあるものの、細々と下手な絵を描いてはゆっくり生きていけるわけだから、ま、いっか😙