韓国版にしかなかった講座が徐々に日本版にも公開されてきています。
アクリル絵具の風景画
Class101+はサブスクで見放題のオンライン講座です。月額2000円程度(年払いだともっと安い)で、見られる講座の量には圧倒されると思います。
で、私は主にアナログイラスト・絵画を習っています。
アクリル絵具はすぐに乾いてしまうので苦手なのですが、油絵に近いことができるのでがんばってやってみたいです。
今回挑戦したのは、韓国人のOTTO先生、男性の先生です。
とりあえず受講できるアクリル画の講座は全部やってみようかな?と
結構ワンパターンな講座も多いのですが(大体は空のグラデ、星をスパッタリングしてお月様を描くみたいな)
この先生の講座は他の講座よりちょっとエモイ感じがしました。
使用材料
キットの絵の具は買えないので、とりあえず自分の手持ちのシンハン&リキテックス、ターナーU-35
私はセールのときに24色を買いましたが、キットはシンハンの12色だったので、12色のセットでも十分だと思います。
あと、キャンバスは、10センチ・20センチのミニキャンバスを使うことになっています。
↑こういうのでもいいのですが、私は手持ちのOhuhuのケント紙スケッチブックでやってみることにしました。練習だからね。
20センチキャンバスの代用としては、手持ちのコットンキャンバス18センチ角をつかいました。こういうのはもうアマゾンで買うしかないですよねぇ
あと、F2号のキャンバスも使うのですが、F2なんてないので、アルビレオの水彩スケッチブックSMサイズを使うことにしました。
これ割と手ごろな価格だし、表面も強いしアクリルに向いてる紙だと思います。水彩では使ったことがないです😅
アクリルで風景描いてみた
とても分かりやすくて丁寧な教え方でいいのですが、、、
リファレンス(もとの風景写真)がないのがちょっとツライものがあるかな、もしかしたら何も見ないで描いているのかもしれないのですが、先生の描いてる絵をみてマネするのでどうしても劣化コピーになります。
夕日の雲ですよ。
Ohuhuスケッチブック(ケント紙)に描いたもの。先生の絵は10000倍綺麗ですが、まあ遠目に見ると悪くないんです。小さく描くのもいい感じ。写真にとってネットに上げるより、実際の目でみるのがいいです。
なんとなくこう描くといいのね、みたいなことはつかめるので、そのうち実際に自分の撮った写真なんかで描いてみたいです。
しかしめちゃめちゃ手が汚れる、みんななぜ華麗にブラウスとか着てアクリル画を描けるのでしょうか・・・
夕暮れの道路
これも雑っぽいけど、目を細めてみるとなかなかいい感じです。
自分はこういった街の夕暮れ時とかそういうのが好きなんだなーと実感。
ケント紙にアクリルで描くのすごく気持ちいいです。
燃える夕焼け
アルビレオで描いてみました。これも先生の作品には程遠いですが、これはこれでアリかも。
車の描写がひどいですが、ライトが光る感じとか、厚く塗り重ねられる絵の具ならではで好きです、
透明水彩だとこういう表現はかなり難しいですからね。
波打ち際
こういう浜辺の絵は、Class101の講座でいろんな先生が描かれてます。それぞれ個性はありますが、自分はそんなに海に親しんでいないので、何回も描かなくてもいいかな~と言う感じ😅
描いてみないとすご~いどうやって描いてるの?と思うのですが、描いてみると結構シンプルです。
OTTO先生の講座は、アクリル絵具でファンブラシ(扇形の筆)を使うのが特徴的でしたね。
私はこういうの↓をアマゾンで買って持っていたんですが、あんまりよくなかったですね
豚毛の固いブラシのほうがいいんじゃないかなと個人的には思います。
韓国と日本で売られている筆が違うので、どんなのかが、実際に見てみないとわからないのがちょっと悲しいところです。
最後は雪山で灯りのともる山小屋
ファンブラシのコントロールが難しく、リファレンスもなく、自分が雪山も山小屋も関心がないというかあまりエモさを感じないのであまり気乗りのしない絵になっていまいました。
やっぱ気持ちが絵にでるね。18x18キャンバス。
キャンバスに描くとすぐに飾れるので絵という感じがしていいのですが、私はあまり”想像の風景”を”簡単に描く”系の絵が好きなじゃないな~とも自覚できました。
OTTO先生のアクリル画講座感想
夕焼けのバリエーションが色々描けたこと、車や街など人の生活が感じられる絵が描けたのが嬉しかったです。
アクリル絵の具にも少し慣れたかな?手が汚れるのは筆をマメにティッシュで拭くからです。
これからもアクリルはちょいちょい描いていきたいと思います。透明水彩・ガッシュ(不透明水彩)などと違って、描いた後の画面が強いというのがなによりアドバンテージ。飾ったり、あわよくば売ったりするときも安心です。
割と雑に描いても、エモい雰囲気が出せるので、OTTO先生の画風に興味のある方はぜひ。